定年自由生活

定年後、好きなことを見つけるための日々の考察

焦った Macの不調

リビングで一度閉じておいたMacbookProが、ブラックアウトしたまま立ち上がらなくなった。
こんなことは何度かあったので、Powerキーを長押しして強制終了を行い、またPowerキーを押せば復帰すると思っていたのだが、なんの反応も無し。
そのとき、トラックパッドを押してもクリック感が無いことが気がついた。
陥没しているという感じでは無いのだが、押し込まれたまま戻ってこない感じ。
 
もちろん、まずは同じような症状の場合の対処法がネット上に無いか検索。
ほとんど情報は出てこなかったが、古い機種で分解してトラックパッドを修理した記事があったので、思い切って分解してみることにした。
 
以前、会社の旧機種でSSDを交換したときに購入したMacbookProのオープン用のドライバーがあったので、裏蓋を外し、トラックパッド付近のねじもどんどん外していった。
 
トラックパッド部分が本体から分離するところまでは良かったのだが、本体を裏にして外したとたんに極小さなワッシャーやら細かな金属片がぱらぱらと落ちてきた。
さいわい、どこから墜ちたのかは分かったのだが、これ尾w元に戻すのが一苦労。
トラックパッドと本体はフレキシブルケーブルでつながれていて、ある角度にしか開かない上に、ワッシャーなどの金属片はトラックパッドを逆さにした状態でしか保持できないので、けっこう曲芸的な角度でMac本体を保ちながらなんとか元に戻すことができそうなことが分かった。
 
トラックパッドの裏側の周辺を確認してみると、細かな汚れが付着していたので、濡らしためん棒と乾いためん棒で丁寧に汚れを取り除いた。
 
トラックパッドを元に戻して、裏蓋をねじ止めする前にトラックパッドの挙動を確認してみると、やはり元の状態のママクリック感は無く、Macの電源も入ることはなかった。
 
また、裏蓋を取り付ける際、何度本体と裏蓋を合わせようとしてもなかなかどこかが浮いた状態になり、しかも電源が入らない状態が治らないままなので、顔から汗を流しながら焦りの中での作業だった。
 
ようやくすべてを元どうりに戻して電源ケーブルを挿して電源を入れてみたところ、なんと、アップルマークが出現。しかもトラックパッドもしっかりクリック感が戻っていた。
 
立ち上がってから、日付が1月1日になってしまっていたり、バッテリー容量がほとんど無くなっていることを知ったのはしばらくMacを動作させてから。
 
どうも、リビングに置いているときに電源ケーブルが外れていて、バッテリーが枯渇していたらしい。
 
トラックパッドのクリック感は電磁的につくり出している可能性もあり、そのためクリックもされなくなっていたのだろう。
まあ、確認したわけでは無いが。
 
とにかく、はるばる丸一日掛けて遠方のアップルストアを尋ねなくても良くなったこと、最悪の場合1〜2週間のMac入院も考えていたので、救われた思い。
 
とにかく助かった。