定年自由生活

定年後、好きなことを見つけるための日々の考察

定年後の不安と憂鬱に対する対処法

自分が、少なくとも今現在は不安と憂鬱な毎日から逃れられている理由。
 
・今日明日にも飢え死にするわけでは無い。おそらく、この先もずっと住むところと食べるものが手に入らないというような苦難が訪れることはない。と言うことをまず心に刻むこと。
 
・今すぐに収入を得るあてがなくても、5年でも10年でもかけてネットを活用して自分でお金を得ることができる自分らしい仕事を生み出すことを考えていけば良い。
 
先日の日記に書いていたこと
 
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# 長期の目標を立てること
昨日本屋に行った時に目について立ち読みをした「定年後不安」。
定年後ブームに乗った本だと思い、あまり期待せずに開いたのだが、立ち読みの間に、定年後に始める仕事の条件に「自分の好きな仕事であること」という項目が最初に入っていることが重要だという記述を見て、すぐにkindleで購入を決めた。
 
その本を読んでいる最中なのだが、気づきがあった。
 
そうか、長期の目標を立てれば良いのだ。
筆者と同じ目標だが、
 
75歳まで、人に使われるのではなく自分が主体となって現役で働き、75歳からはハワイやバリの長期リゾートホテルでネットを使って仕事ができる環境を準備しておく。
 
その目標に向かって、今どんなことを考えてどのような準備をしていけば良いかを考える。
 
長期的な視点に立つと、先日ショックだと思っていた以前勤めていた会社からの仕事が途絶えることも単に目先の問題であって長期目標には何ら影響を及ぼさないばかりかむしろ新たな取り組みを始める良いチャンスだと言うことが分かる。
 
何をやって報酬を得ていくのかは分からない。ただ、それも目標に向かって着実に実績を上げるための努力をし続けることが大切。
 
過去に、子供が小さかった頃は、会社から独立することを考えていたときには、収入を減らさないようにと条件が付いたが、
今回は、奥さんから「別に収入がなくなってもいいよ」という声を掛けられた。
あと、今悩んでいることは、このまま何もせずにいたら仕事がなくなってしまうという当たり前のことで、最悪な場合を考えてみても、この先飢え死にすると行ったような心配は全くない。
 
ただ単に、すべてがうまくいかなくなったら、海外旅行や高価な買い物などの贅沢ができなくなる可能性があるというだけのこと。
 
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つまりそういうこと。
毎日、ルーティンとなる作業をした上で、書斎にこもって自分で決めた仕事をしているのだが、あれこれネット上で学びつつも常に考えているのは、現状行われているネット上のビジネスにはとらわれないで、あくまでも自分だけのあたらしい仕事を生み出すこと。
 
既存の資本主義の中で行われてきた企業活動から離れて、個人がフリーエージェントとして自由な立場で社会の中で価値を生み出し対価を得ている姿が未来の理想。しかも、価値を生み出すための生産手段は自分の所有している情報機器を使ってのバーチャル空間での作業が実現することだろう。
そこでは、性別も年齢も関係がなく、ロケーションフリーで時間にも縛られないはず。
 
現状でも、クラウドソーシングでその片鱗は見えてはいるのだが、まだ自分のイメージする理想像からはほど遠い。でも、いずれ理想的な仕事環境が得られるだろうと期待しているし、それもそれほど長い年月を必要とせずに変貌して行くに違いない。
現在、クラウドソーシングでやり取りされている仕事は、単発のデザイン、ソフトウェア開発、ライティングなどが中心で大きなプロジェクトを組織化して動かすような動きは見当たらない。
 
自分は、企業の中ではプロジェクトテーマを発案し、そのプロジェクトの推進にあたって社外のあたらしい人材やプロダクションを発掘しつつ異なるジャンルのスタッフたちを組織化していってプロジェクトを進めることが得意だった。
そのような事を、企業ないの説得と予算で作り上げるのではなく、個人でも進められるような環境をつくり出すことができれば素晴らしいと思っている。
 
さて、どのように実現していくのか。