定年自由生活

定年後、好きなことを見つけるための日々の考察

定年退職から半年あまり

今の時代、たぶん定年延長の過渡期ではあると思うのだが、多くの会社では60歳になって雇用延長を望む場合には65歳まで再雇用が認められる。
 
自分の場合、それまでの給料が1/3程度になってしまうことや、再雇用ではフレックス時間勤務すら無くなってしまうことなどから、雇用延長を申し込まずに会社を辞めた。
 
会社をすっぱり辞めた大きな理由は、なんとか元の会社から仕事を受けながら収入の確保はできる予定だったので、ときどき会社に顔を出しながら、自宅で仕事を続けていけば良いかなと思っていた。
 
ところが、最初の3ヶ月くらいはなんとか仕事を作ることはできたのだが、その後は仕事をもらっていた職場の状況が大きく変わったことで仕事が得られなくなってしまうことになった。
 
ちょっと考えが甘かったかな。
とは、すこしだけ反省。
 
でも、この半年、会社に通わずに家でいろいろ考え事をまとめたり、家やカフェで仕事をしたりしているうちに、会社に通わないことの開放感をぞんぶんに味わってしまった。
やはり、もう会社には通いたくはないし、会社に残らなくて良かったとも思っている。
 
まあ、この半年の間は、最初に思い描いていた定年生活のスタートがどんどん崩れ始めて、不安にさいなまれたりただただ憂鬱な気分におちいったりした。
 
それでもなんとか気分を持ち直しながら、会社勤めの内自由な生活も少しづつ楽しめるようになってきたというわけ。
 
30年以上会社勤めをしてきたとはいっても、自分の場合には普通の会社にいながら、明らかに普通の社員とは違う行動原理で動いていたし、結局さいごまで会社の雰囲気に慣れることが無く不自然なサラリーマン生活を続けていたのだと思う。
 
まあ、その辺のこともあれこれ思い出しながら、今後のあたらしい人生と日々の思いなどを綴っていきたいと思う。